Forval Myanmer社との販売総代理店業務提携及びミャンマーにおける画像マーケティングリサーチサービスプラットフォーム「しゃらぽ®」β版リリースについて
株式会社しゃらぽ(以下、弊社)は、Forval Myanmar Co., Ltd.(代表取締役社長 松村 健 以下、Forval Myanmar:株式会社フォーバルのミャンマー現地子会社)と販売総代理店業務に関する業務提携を締結したこと、これに合わせて株式会社しゃらぽが開発した画像マーケティングリサーチサービス「しゃらぽ®」のβ版によるミャンマー消費マーケットのリサーチサービスを開始したことについてお知らせいたします。
弊社が独自に開発した、スマートフォンで撮影された画像を使ったマーケティングリサーチサービスプラットフォーム「しゃらぽ®」を使用した、ミャンマーの消費マーケットのマーケティングリサーチの実施を可能とする仕組みを構築したことに併せ、Forval Myanmar Co., Ltd.と令和元年8月に販売総代理店契約の締結による業務提携により、ミャンマー市場に進出した日本企業、ミャンマー市場もしくはASEAN市場への進出を検討している日本企業を中心にマーケティングリサーチサービスを提供する運びとなりました。
本提携により、Forval Myanmarが有するミャンマー進出企業ネットワークを中心に新たなマーケティングリサーチサービスを提供することが可能となり、さらに弊社が有するミャンマーネットワークとマーケットインテリジェンスのノウハウを詰め込んだリサーチサービス「しゃらぽ®」によって市場情報に乏しいミャンマー市場に対する質の高いマーケティングリサーチサービスの提供が可能となります。
また、本提携に併せて弊社が開発してきた、スマートフォンを使用した画像マーケティングリサーチサービスプラットフォーム「しゃらぽ®」のβ版の開発に目処が立ち、おおよその準備が整ったことから運用開始に伴うサービスリリースを行います。
「しゃらぽ®」は、独自に開発したスマートフォンアプリで撮影された画像を収集・分析することにより写真から得られる定性情報を定量化することで統計解析することを可能にした、日本初で世界でも類を見ない(弊社調べによる)、新しいマーケティングリサーチ手法を提供するITプラットフォームです。
日本国内のマーケティングリサーチ市場では、従来の手法(アンケートによる定量調査やインタビューによる定性調査など)が現在でも主流ですが、現在のマーケティングリサーチ業界では以下の課題を抱えています。
- 従来のリサーチで得られる新たな発見(Findings)の減少
- 新たな手法が考案されてもなかなか軌道に乗らない
- 従来の手法から変更できない(連続性担保の必要性や意思決定者の理解不足など)ため、新手法へのリプレイスが進まない
- インターネット調査の普及による定量調査の低コスト化と調査協力者パネルの質担保難
「しゃらぽ®」は、これらの問題を払拭することを目的に構築されたマーケティングリサーチプラットフォームです。システムイメージを以下に示します。
「しゃらぽ®」は、以下のリサーチを得意とするツールとしての特長を有しています。
- 従来のマーケティングリサーチでは得ることが困難だった、消費者による「消費の瞬間:Moment of Consumption」を知ることができる
- ミッションと画像判定を行うことにより、マーケティングリサーチで一般的に行われる「思い出して回答する」必要がなく、またインターネット上の画像やSNSなどの画像などのような脚色などの回答者バイアスを極限まで排除したリサーチが可能
- 消費の「シーン」を把握することに長けており、写真に写っている要素から定量面・定性面の両面から推察・特定することが可能
- 写真に写り込んでいる「偶然の発見」から得られるカスタマーインサイトの発掘が可能
「しゃらぽ®」が威力を発揮する場面は以下のとおりとなります。
- 消費現場や利用シーンの観察(Touch The Market)が必要な場面:ホームビジットなど
- 睡眠前や食卓での団欒など、消費現場の観察が困難なシーンの把握
- 購入したユーザーの消費や使用の実態が見えてこない場面
- 物理的かつコスト面でアクセスが困難な現場情報の収集(海外市場など)
本リリースに先立ち「しゃらぽ®」を先行で利用いただいたユーザー様からは以下のような声をいただいています。
- 従来の画像収集サービスでは、使える写真を探すことに膨大な時間を要していたが、「しゃらぽ®」は、ノイズが少なく画像の質が安定しているため使用しやすい
- 想定していた利用シーンとは違った形でユーザーが利用していることがよくわかった
- 従来の調査手法による調査結果では新しい知見を得る機会が少なくなっていたが、定量面・定性面両方を同時に行うことができるため得られる情報が増えた
- 普段覗くことができないユーザーの姿をたくさん垣間見ることができた
*大手消費剤メーカー様における生活者実態調査、都市部地方自治体様主催のイベント来場者調査等で実証実験を実施
このように、従来では得られない知見が得られたという声を多く寄せていただいています。
そして、弊社が有する強固なミャンマーネットワークに加えForval Myanmarとの業務提携により、双方のネットワークを活用しリサーチするマーケットをミャンマーに置くことによって、いままで高額だったミャンマーのマーケティングリサーチを安価に抑えることによりミャンマー進出を検討している企業やすでにミャンマー進出済みの企業に対して質が高く安価な市場情報の提供につなげ、市場理解に基づく速やかな意思決定をサポートします。
ミャンマーを含む、新興市場への進出に際して企業が抱える課題として以下のような声が上がっています。(弊社調べ)
- とにかく海外進出の検討に必要な情報が少ない
- 調査・検討にかかるコストが膨大
- 生活者の生活実態の情報や消費ニーズ情報が乏しく、判断に繋がらない
- 情報が少ないため、事業計画・プロモーションまで繋がらない
「しゃらぽ®」は、このような課題に対して適切に答えを出していきます。
また「しゃらぽ®」は、リサーチ協力者への謝礼をポイントで付与するシステムを搭載しており、各社で運営されているポイントプログラムとの連携が可能でポイント原資となる円などの通貨が弊社のポイントプログラムに変換されて協力者に支払われ、その支払われたポイントはミャンマー現地でお買い物に使用できるようになります。
すでにForval Myanmarを通じた営業活動により、飲料・食品系メーカー様をはじめ引き合いをいただいております。
本サービスは、今後ミャンマーでビジネスモデルを構築後、ASEAN地域、さらには世界に向けてビジネスモデルを水平展開することにより、海外マーケティングリサーチのプラットフォームの地位を確立していくことを想定しています。
ご参考までに、弊社は国連サミットで採択されたSDGs(持続可能な開発目標)に対し、以下の目標においてコミットしています。
今後、さらにプラットフォームの改良を重ねて世界でも類を見ない海外リサーチのプラットフォームを構築し、海外進出を検討している企業に対して市場情報に基づいた意思決定を強力にサポートしてまいります。
以下のことについてお困りの方のご連絡をお待ちしております。
- ミャンマー市場への進出を検討している企業
- ミャンマー市場へ進出を果たした上で、製品・サービスの展開に課題を抱えている企業
- ASEANを中心に海外市場への進出を想定されている企業
- 日本を含む、マーケティングリサーチによって得られる知見に限界を感じている企業
- その他弊社サービスに関心のある企業
なお、現在システムがβ版につき受注後少々お時間を頂戴しますこと予めご了承ください。
【各社プロフィール】
株式会社しゃらぽ
【会 社 名】株式会社しゃらぽ【設立認可日】2015 年 4 月 2 日
【資 本 金】1000万円
【代 表 者】代表取締役社長CEO 古波津 勝彦
【所 在 地】神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目7番1号 WeWorkオーシャンゲートみなとみらい内
https://www.sha-rapport.com/
長年培ってきたマーケットインテリジェンス(MI)の経験を最大限に反映したマーケティングリサーチITプラットフォーム「しゃらぽ®」の構築・運用、ミャンマーおよび日本国内におけるマーケティングリサーチサービスを展開。
大手消費財メーカー、横浜市、一般社団法人ミャンマー祭り*などと連携の実績あり。太平洋電気通信協議会日本委員会(PTCJ)イノベーション交流会会員
FORVAL MYANMAR CO., LTD.
【会 社 名】FORVAL MYANMAR CO., LTD.【設立認可日】2013 年 2 月 19 日
【代 表 者】代表取締役社長 松村 健
【所 在 地】Room 301, 3rd Floor, No. 507/10(A),> Corner of Thiri Mingalar Street & Pyi Yeik Thar Street, Kamayut Township, Yangon,
TEL: 95-9-252-231-181
Cel: 95-9-254-319-059
E-mail: k-matsumura@forval.co.jp
URL: http://www.forval.co.jp/
株式会社フォーバル
【会 社 名】株式会社フォーバル【設立認可日】1980年 9 月 18 日
【代 表 者】代表取締役社長 中島 將典
【所 在 地】東京都渋谷区神宮前五丁目52番2号 青山オーバルビル14階
【上場市場】東京証券取引所 市場第一部(証券コード 8275)
【事業内容】情報通信コンサルティング(IP統合システム、情報セキュリティ、Web構築など)、経営コンサルティング(総合コンサルティング、海外進出、人材・教育、環境、事業承継など)
【本リリースに関するお問い合わせ先】
担当者:古波津info@sha-rapport.com
090-4051-7710
詳細は以下のリンクを参照ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000041092.html